天山の巫女ソニン1 黄金の燕〈★★★☆☆〉

正統派ファンタジーといった印象。何気なく著者プロフィールを見たら、「羽州ものがたり」とかいてあってそういえばこれ読んだな~と思い出しました。正直可もなく不可もなくだった。個人的には今回の作品の方が好きです。
天山では落ちこぼれだったけど、下界ではその知識や経験を生かして王子たちを助けていく逞しいソニンに好感がもてます。天山育ちなので少し世間知らずなところもあって、そこがまた可愛いです。ソニンの家族は皆温かくていいですね、夜逃げしてしまったそうですがどうか平和に暮らしてますように!
今のところソニンとイウォルは微笑ましい主従関係を築いているけど、恋愛も期待していいのかな?レンヒの最期はとてもレンヒらしいなと。ソニンには天山での力を生かして生きていってほしいです。