ホラー作家・宇佐見右京の他力本願な日々

ホラー作家・宇佐見右京の他力本願な日々 (富士見L文庫)

馬鹿な子ほど可愛いというけどまさに右京はそれですね（笑）ホラー作家の端くれである右京と鬼編集者の青鬼のテンポの良い会話が面白かった。なんだかんだいいつつ右京のことを見放さないんだから青鬼の場合、愛の鞭だと思うよ。
双子の弟・左京との仲も和む。この年齢でこれだけ仲がいいのは右京が純粋だからですよね。いじめの時のエピソードが素敵。
右京の世話やら編集者としての仕事やらあげくのはてに幽霊掃除機なので青鬼が心配。キャラは濃くて良かったので、ストーリーにもう少しキレがあるといいな。続きもあるそうなので取り敢えず買います。