神様は勝たせない
- 作者: 白河三兎
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2014/03/20
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
どんなに辛くても最終的に皆が出す結論はサッカーが好きだということ。その真っ直ぐな気持ちは羨ましいなと思いました。何故大事な準々決勝の試合でチームの士気が乱れているのか、後半になってやっとわかりました。そしてサカツクがたいして強くもないサッカーチームを必死で全国大会に出場させようとしていたわけも。サカツクが悪いんだろうけど、全ての責任を押し付けるのは可哀想だな。
現実は厳しくて結局試合は負けてしまいましたが、最後の望と宇田の会話で希望が持てました。望の親子関係も平和そうで良かったです。個人的には最後までキャプテンとして一生懸命だった潮崎が好き。ゴールキーパーって難しいたち位置だよね。