後宮楽園球場 ハレリーグ・ベースボール

なんだこれは!?と思わずいいたくなるような小説でした。てか後宮+野球という組合わせをよく考えたな…、王の寵愛を受ける手っ取り早い方法は野球の大会で優勝すること。野球の組み込みかたが上手で違和感なく読めるのはさすがです。
主人公の香燻は皇帝暗殺のために後宮に入ったはずなのになかなか行動が起こせない。すっかり野球の魅力にとりつかれて青春してるけど目的忘れてない?まぁ、光の君とかも暗殺を目論んでいるのでどちらが先に勝つのやら。
なんか全体的にふんわりとした不思議な読後でした。