ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア (GA文庫)

アイズを主人公にしたダンまちのスピンオフ。アイズは好きだけど、ベルを小馬鹿にした印象がどうも強くてあまり良いイメージをロキファミリアには持っていなかったのですが、今回の話でだいぶ薄れたような気がします。まぁ、約一名馬鹿な奴がいましたが。
個人的に好きなのは団長のフィンかな、小さいけどクールで優しさも持ち合わせるリーダー。ティオネが好きになるのもわかるよ。少しでも仲間の役に立ちたいと頑張るレフィーヤも健気で可愛い。
普段のダンまちだとただでさえ感情の起伏が乏しいアイズの思いがなかなか伝わってきませんでしたが、アイズ目線で物語を見つめると彼女も色々と考えているんだなぁと。ベルにとってアイズは憧れの存在、アイズにとってベルはまた違った意味で眩しく見える無視できない存在なのだなと。常に高みを目指すアイズ、それほどまでに彼女を突き動かすものとは何なのか。続編でるなら買うよ！