夜毎の指先/真昼の果て
- 作者: 仙石寛子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2014/01/31
- メディア: コミック
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幼馴染み三人のトライアングルを描いた「真昼の果て」から始まる。幼馴染み二人から告白された文貴は女の子の律と付き合うことに。だけどふとした瞬間に気になるのは男の子の秋彦だった。同性だから、それがネックになってじたばたしてる文貴にちょっといらっとしたかも。秋彦が好きなのは本当だし、秋彦が距離をおこうとすることが寂しくて思わず泣いてしまったり。明確な答えを出せずに終わってしまったけど少しずつ秋彦の気持ちを受け入れてほしい。
そして姉×弟ものの「毎夜の指先」。なんて切ないんだ…!それにしてもお姉さん小悪魔だなぁ。自分からキスして告白したクセに弟が自分の気持ちを自覚した途端に拒否するとかどういうこと?振り回される弟君が可哀想…。最後の会話は切ない。弟を諦めようとする姉と姉を諦められない弟 、数年後まだ姉が自分を好きで自分も姉が好きだったらさらってもいいか?という問いかけに対して、そんなに長くあんたを好きでいるのは嫌だなと答える姉。きっと姉は疲れてしまったのかな?でもなんだかんだいいつつだらだらと好きでいそうな気がする。
百合も良かったです。これぐらいゆるい方が好み、素敵な不倫です(笑)