博多豚骨ラーメンズ

電撃小説大賞受賞作。読書メーターでは割りと評判が良かったのに対してAma○onではかなりの低い評価なのは何故だろう。個人的には面白かったです。様々な登場人物の視点で物語が進んでいくので、キャラ紹介を見ていちいち把握するのは面倒だったけど。
しかし人口の3%が殺し屋とか博多には絶対に住みたくない。物騒な登場人物ばかりなのであっさりと人が死んでいきます。無罪の刑事が殺されてから動き出すストーリー、それぞれのキャラが自分の仕事をする為に動いて物語の展開がひとつに終息していく過程はさすが大賞の出来だなと。斉藤に関しては自業自得なんだろうけど可哀想でしたね、最後まで気の抜けない展開は良かったですが。
林と馬場のやりとりが兄弟のようで微笑ましかったです。これって続きあるのかな?斉藤のその後が心配です。