御堂学院の神使官 導きの炎

御堂学院の神使官 導きの炎 (角川ビーンズ文庫)

御堂学院の神使官 導きの炎 (角川ビーンズ文庫)

神使いになった真人の次なる試練は心霊写真騒動。写真に写った女性の幽霊を見てしまった真人、不可解なことに心霊写真を撮った生徒が死んでしまって…。
今回も非常に面白かったです。舞台の高校は英国のパブリックスクールをモデルにしてるという設定ですが、それって作者の別作品に出てくる高校のことだよね(笑)
蘇王の真人への過保護ぶりにニヤニヤしました。最後の真人の身を心配する蘇王とそんな蘇王の頬に手のひらで触れる真人、このシーンが特にグッジョブです。ちょいちょいと仏野に良いところをとられてますがそれは仕方ない。藤代の言う通り仏野は得たいが知れないがそれが魅力でもあります。
守谷家VS水方家の勝負は藤代の裏切りの発覚と「秘神礼賛の書」が奪われたことによって守谷家が今のところ優勢。まだ猶予があるみたいなので真人たちには巻き返してほしいです。