冥玉のアルメインⅡ

冥玉のアルメインII (ファミ通文庫)

冥玉のアルメインII (ファミ通文庫)

次の王は誰になるのか、絡み合うそれぞれの策略と私欲。後継者争いを描いた第2弾。
今回も面白かったです。しかしここで最有力候補のヴィントレーアが脱落か…。まぁ、一番可愛がってた愛人を殺されたとはいえ無差別に関係のない人間を殺しまくればそうなるよね。
確かに病気で死んだのに未だにアルメインの心を蝕むヒルトルート。姉の面影を残す昔の知人・ヘルネーアに出会ったことにより心配になったアルメインは姉の遺体があるはずの棺桶を開けたが中身は空っぽだった。犯人は予想通りメーニカでした。どこまで腹黒ければ気がすむの!?それとは反対に真っ直ぐなナリアを見てると応援したくなります。近親相姦になっちゃうけど…。
女性恐怖症のアルメインは何故かメイドのカリーンは怖くない、もうカリーンで良くね!?メーニカ・ナリア・ヘルネーアなどアルメインを好きな女の子たちは大変ですね。カリーンはなんか裏がありそう、出来ればアルメインの味方だといいけど。