5分で読める!ひと駅ストーリー 降車編

5分で読める! ひと駅ストーリー 降車編 (宝島社文庫)

5分で読める! ひと駅ストーリー 降車編 (宝島社文庫)

さくっと読める駅にまつわるミステリー。読みやすいのであっという間に読んでしまいました。分厚くて濃厚な小説を読んだ後にはこういう小説が良いのかもしれません。
個人的には「最後のスタンプ」にジーンときました。大人の事情は子供のせいじゃないのに、母親に気を遣いながらこっそりと父親に会いに行くなんて…、健気で可愛すぎます。
そして衝撃的だったのが「全裸刑事チャーリー、恐怖の全裸車両」。なんというかよくこの小説を掲載する気になったね!?これだけ毛色が違いすぎるvVネタとしてはユーモアだけど、話の終着点はただの変態でホモの集まりってことだよな…。
「定年」に関してはなんとなく先がわかってしまって残念。それにしても息子は本当にゴミですね!
他にも感動するのもあれば毒があるのもありました。他にもシリーズで何冊が出ているようなので機械があれば読みたいです。