ローウェル骨董店の事件簿

絵を描きたいために戦争を拒否したデューイ、弟であるデリックは戦争から帰ってきたが左目と右手に傷を負っていた。戦争をきっかけに互いに距離を置いてしまう兄弟だが…。
基本的にはデリック視点で物語が進んでいく。デリックが鬼籍通覧シリーズの伊月に似ている(笑)結局のところデリックも兄が大好きだし、デューイも弟が大好きだということよね。ケイのような子を見てると改めて戦争によってなくなったものはたくさんあるんだなと。早く喋れるようになるといいね。幼馴染みのエミールが良い奴!
事件に関しては父親がどうしようもない奴でした。幸せな姉妹をぶち壊しやがって!姉は最後まで妹の幸せを考えていたという事実を知ったヴェロニカならこれからも逞しく生きていくでしょう。
二冊目もあるみたいなので読んでみよう。