風ケ丘五十円玉祭りの謎

風ヶ丘五十円玉祭りの謎

裏染シリーズ第三弾。今回は初の短編集ということでサクッと読めました。ていうか個人的にはこのシリーズは短編集の方が読みやすくて好きかも。トリックも分かりやすくて助かりました。
前回登場した天馬の妹・鏡華が目立ってました。さすが天馬の妹なだけあってキャラが強烈（笑）柚乃に恋をしてしまったらしく、ことあるごとにアピールしてて面白い。鏡華が主役の「その花瓶にご注意を」では鏡華の友人である生徒会の雑務係・姫毬の視点で物語が進んでいく。過去に姫毬と鏡華の間で何かがあったという怪しげな雰囲気があるんですが、そういうことか！最後に姫毬のことを堂々と可愛いというところとかを見ると、女子にモテるのもわかります。柚乃と早苗の抱き合うシーンも怪しげでしたね（笑）ところどころ百合っぽかったです。
次も楽しみにしてます。