革命のリべリオン 第Ⅰ部いつわりの世界

革命のリベリオン: 第I部 いつわりの世界 (新潮文庫)

革命のリベリオン: 第I部 いつわりの世界 (新潮文庫)

遺伝子のランクによって優劣が決まる時代、最下層の人間であるコウは仕事に失敗して警察に追い詰められているところをイヴという少女たちによって助けられる。イヴとその集団のボスであるイザナギたちはこの格差社会を覆そうと計画していて…。
久しぶりの神永先生。正直、八雲を三巻ぐらいまで読んでストップしてます。今更追いかけるのもな~と思ってたので新シリーズに手を出してみました。まだ序章といった感じでこれから面白くなりそうです。どこかで聞いたことあるような設定だなと思いつつもさすが神永先生なだけあって重厚な世界観がよくかけていました。
コウはDNAシステムを作った草薙の子供ってことでOK?同じ人間なのにDNAランクが下なだけで扱いがひどいことを可哀想だと思いつつもなにもしなかった自分に嫌気がさすミラ。いつかコウと一緒に反政府って立場をとってそう。最後の展開で二人の関係がどれぐらい縮まるのかも気になる。イザナギに忠実なイヴが可愛い。