3way Waltz<★★★★☆>
- 作者: 五條瑛
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2007/07
- メディア: 文庫
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由沙が本当に逞しくて、恭祐にもこれからそうやって生きていってほしいです。最初はグレたただの生意気な少年だったのに由沙が動き出して事件に巻き込まれて顔も知らない亡くなった母親がどういう人かを知るために旅をしていく内に人間として成長していく過程が良かった。お父さんが殺されたのは辛かったけど、後妻の子供たちにはうるさくないけど唯一血の繋がった恭祐には色々と口うるさくい。でもそれは恭祐を一番に愛しているから、その事実に気付いただけでもお父さんの思いが少し報われたようで安心しました。
育ったのは日本でも半分の血は○朝鮮、血の壁は険しいなとあらためて思いました。恭祐のお母さんが素敵な人で亡くなったのが余計に残念。